プロが共通してやっている動きがある。
その動きを多くのアマチュアがやっていない。プロのほとんどがやっているのに、アマチュアがやっていないのはおかしくないか。そんなことで100が切れるはずがないのだ。
例えば荷重移動。
ほとんどのプロはバックスイングで右足に乗って(右打ちの場合、左打ちは逆)フィニッシュで左足にのっている。スタックアンドチルドと言うスイング理論もあるがオーソドックではないので置いておいて、ほぼ例外なくそうしている。
いやいや必要以上の体重移動は安定が悪くなるから、俺は、下半身を固定して上半身をひねるようにスイングしているぞ、体重移動なんてしていませんと言っているプロも、フィニッシュは左足にのっているからね。
ここを勘違いして、安定感を求めて身体を止めて軸を固定してやると、逆に体重が動いてしまうってことがあるから注意が必要だ。プロはもう何年もスイングをしてきているので、自分でも意識していない無意識が身体を動かすことがある。無意識なので当然意識にはあがらない。それイコール、俺はやっていないってなっていることも多く、言いながらやってるじゃないですかってことは多い。
なので、そのあたりも勘案してプロの考えは聞くべきだ。
いずれにせよ、バックスイングで右足に乗って、フィニッシュは左足に乗る。こうするためには身体をどう動かせばいいのかってのを考えたらおのずとスイングのベースができてくる。
クラブなんてもたなくていい、クラブを持たず胸の前で手をクロスに組んで動かすだけで、身体の正しい動きができあがってくる。私がスイングを教えるときはクラブなんて持たせない。まずは体の動きをしっかり覚えてもらう。人間にはホメオスタシスってのがあって、今の動きを変えずに置こうとするのを好む。新しい動きが正しい動きであろうと、違和感を感じるので、脳が、全力で拒否する。
そのうごき違和感あるでしょ、まちがっているよやめときと。
これとひとりで戦うのはしんどいのです。だから、弊所の塾では個人レッスンもおこなっている。ラインを使って四六時中塾生にはりついて、それまちがっているよってやる。そうでないとなおらないからだ。
そしてそれにはクラブを持たないほうが都合がいいのだ、クラブは複雑な動きをするので、それが身体の動きに影響を与えてしまうのからだ。まずは身体の動きを徹底的に追う。それだけで90を切るスイングが簡単に手にはいる。
その極意をこのブログで提供していこうと思うのでお楽しみに。
ちなみに私はプロでもインストラクターでもないただの経営コンサルタントです。あしからずご了承いただくとともに、自己責任でのぞんでいただければと思います。