一軸でも二軸でもどちらでもいいですが、回転は右足大腿骨の骨頭と右側腸骨の寛骨臼の上で行われます。
太ももは正面を向いたままのイメージですから、大腿骨頭は固定されており骨盤(腸骨)のほうが右に回転していくイメージです。骨盤の回転は45度としておきましょう。小太ももが固定されているのでこのあたりでとまります。個人差があるので60度位回る人もいれば30度しか回らない人もいるでしょうが、いっぱいまで回してみてください。
骨盤は自ら回す方法、右に横移動した結果、行き場がなくなって回転方向に力が加わって回ってしまう方法がありますが、これはまた後日触れるとして、右足の上で回るイメージをここでは植え付けてください。
受けてである臼と骨頭がある場所はこことあとは肩関節ですね。大きく回すにはこういう形が不可欠です。背骨も回転しますが、実はひとつひとつは少ししか回転しません。骨盤を正面に向けたまま背骨を回転させてください。その状態で肩が90度回るって人はきっと少ないです。肩が90度や120度回るのは大腿骨骨頭上での回転が不可欠です。
骨盤の回転が止まったら、あとは背骨を腰椎から順番にすこしづつ回転していきます。これで肩が90度近くまで回ります。柔らかい人は120度位なるでしょうし、硬い人は90度行かないでしょうが、90度回したいので行かない人は、太ももの固定を緩めてみましょう。すると骨盤が少し回転します。
背骨を軸に、背骨だけで回そうとすると無理がかかり腰や背中を痛めます。神様がつくってくれた骨頭と臼のペアの上で回しましょう。
右に体重移動、ほんのすこしだけ動き右足の上で回転しましょう。プロの美しいトップはそこから生まれます。
アドレスから右足を踏み込むことで上半身を右骨頭上に移動し、ダウンスイングも右足を踏むことで始めるのが操然流です。弊所のゴルフスイングをバックフットゴルフと名付けているのはそのためです。左打ちの人は後ろ足は左足になります。左足を踏み込んでバックスイングを始め、左足を踏み込むことでダウンスイングを開始します。
本番ではあれこれ考えていられません。ただひとつ、後ろ足のことだけを考えてスイングできれば、とてもシンプルになります。後ろ足を踏み込み、後ろ足の上で回転し、後ろ足を再び踏み込んでダウンスイング。これに上の正しい動きが加われば、あなたの球は生涯曲がることはなくなるでしょう。そんなスイングを作っていくためのブログですこのブログは。
引き続きご贔屓に。
