シャットとオープンと

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バックフットゴルフの教えはオープン・クローズ打法

重心距離が長くなってきた昨今、一度開いたフェースはスクエアに戻りづらいので、シャットに上げてフェースがずっとボールを見たまま振るという方法もまあまあ流行っている。ダスティン・ジョンソンや古くはデヴィットデュバルなんかがそうだった。

私は何がどう転んでも、今後重心距離が100ミリになってもオープン・クローズから変えるつもりはない。

先日教え子が他のプロからアドバイスを受け、開きすぎているフェースをスクエアにするため、フェースを開かずに上げる方法を習ってきた。実際にそれで打つとスライスが出なくなりしっかりつかまった球が飛ぶようになったということで、その球を見せてもらったのだが、残念ながらちょっとショックだった。エネルギー効率が悪く見えたのだ。

しっかり振っているにも関わらず、飛球線方向にクラブヘッドが動いてない感じがするので、振っている割にエネルギーが球に伝わっていない。もっと強い球を打っていたのに、接触時間が長く前に前に進む球を打っていたのにそうなっていない。もちろん、その打ち方が悪いわけではなく、捕まったフェードボールを打っていたのでそれはそれでまったく問題ないのだが、私が教えるスイングをまるで違うのでこれ以上のアドバイスは教え子を混乱に落とし入れることになるのでしっかり話し合ってから似する必要があると思った。

ずっとフェースが球を見ているのはいいのだが、ぶつかった瞬間にフェースが開こうとするので、それに負けないためには開いたのを閉じて行く必要があるのだ。しっかりローテーションしてこそ、衝撃に負けないスイングになると思うのだ。

なので、今後も引き続きオープン・クローズのスイングだけの情報を提供していく所存ですので、興味がある人はお付き合い願えればと思います。フェースとの接触時間が長く、低く強く飛んで行く最高の球をあなたもぜひ。スイングがよくなり、球が美しくなれば結果は自ずとついてきますから。

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