あこがれのゴルファーのスイング動画を腐るほど見る。
20年前これをやろうとおもったら大変だった。そんなものあんまりなかった。ところが今はそこら中に落ちてる。ジョーダン・スピースでもキム・ハヌルでもアン・シネでも見たければなんぼでもある。それを穴が空くほど見ればいい。
そして自分の動画も撮りまくる。スマホがあるから簡単な三脚を使えばいくらでも自分のスイングを撮れる。単純に比較するだけでも大きな違いは修正できる。
まずアドレスの違いに愕然とするだろう。ほとんどのプロのアドレスは強烈にカッコイイ。今から球を打つぞって感じがみなぎっている。それぞれ個性があるがそれは一様にかっこいいのだ。あなたはどうだ？ おそらく思っているのと違うだろう。まずはそこを変えるだけでも全然ちがう。右手と左手のずれぐあい、肩の向き、腰の向きつま先の開き具合、足首の曲がり具合、グリップの形などなど。
まずは全然違うところから治していこう。
ここでひとつ。
なぜあなたのアドレスはそんなに汚いのか。それはクラブをあげやすく、振りやすくするためだ。きれいなアドレスをとったらわかるが、それをするだけでものすごい制限がかかる。グリップをしっかり握れば、右手のグリップをしっかりにぎってごらん、それだけでバックスイングをどうあげたらいいかわからなくなる人がでてくるはずだ。
なんか制限がある、あげづらい。人間は不快な動きはまちがっていると判断し、脳はそれは間違いだよと拒否しだす。すると、今までの間違った、不細工なアドレスに戻る。なぜなら、それはバックスイングをとりやすいからだ。そして我慢できず、元に戻る。そうやって、何年も何十年もかけて、心地よい、間違ったスイングをかためていくのだ。
そして万が一の確率でフェースをスクエアにタイミングよく戻すために練習するのだ。
根本が違う。まずはかっこいいアドレスをする。その窮屈な中でクラブを正しくあげるにはってのを考える。ほとんどの人がこれをやらないから。手取り足取り教えても誰もやらないから、もしあなたがやったら、あっというまにその辺の友だちを100人位抜くよ。文明の利器を利用してください。
憧れのプロを決める。そしてそれを見る。自分をとる、あこがれのプロに寄せていく。それをやるだけで全然違う。気持ち良い、だから正しいってのはまちがい。ほとんどの人のスイングは間違っているから、心地よいイコール間違いと言ってもいいくらいだ。あなたのアドレス不細工すぎます。
まずはきっちりたってみましょう。
追伸: スイング上達専門のメルマガを開始します。創刊号は8月1日発行。より詳しくスイングだけを習い人はぜひ登録を。登録はもちろん無料です。
