フェースをクローズに使う方法

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ダスティン・ジョンソンやジョーダン・スピースはフェースが常にボールを見続けるようなフェースの使い方をしている。

最近のドライバーは大型化が進み重心距離が長くなっている。そのため一度フェースを開くと再び閉じづらくなるので、クローズに使うというのは理にかなっているし方向性は手に入る。そのようなスイングを否定する気はさらさらない。ところがこの使い方はヘッドスピードが犠牲になる。

フェースを開いて閉じるという動きはシャフトを軸に行われる。シャフトを軸にフェースが開いて閉じるということは、この回転力を使えるということだ。これすなわちヘッドスピードのアップにつながる。球を打つ瞬間にフェースのトゥが飛び出して一気に回転するから加速度が増す。もしあなたがそんな力必要ない。フェースが回転する力などなくても充分ヘッドスピードはあるというならそれでいい。

ダスティンはポテンシャルがあるのでフェースの開閉を使わなくても充分すぎるほどの飛距離をだすことができる。彼は飛ぶが安定性を方向性を重視したスイングだということを知っておいて欲しい。

ダスティンは飛ぶ、だから、彼のスイングは飛ぶスイングだというのは早急すぎる。少なくともその部分に関しては距離より方向性をとっているのだ。自分が全然飛ばなく、絶対飛距離が欲しいなら、フェースの開閉は使うべきだ。それ以外にもいい要素があるが、飛距離という側面だけとった場合においても、フェースの開閉を私は使いたいと思う。